会議中は、気が張るため、全身に力が入りやすいと思います。
マッサージをする時は頭皮全体をほぐして血流を促すことが大切ですが、特によく刺激すると効率の良い場所があります。
それが、頭の正中線の上にあるツボです。
正中線とは体を左右に分ける中心のラインで、東洋医学では正中線を刺激すると、全身の調子が整うとされています。
額から後頭部にかけての正中線上には、「神庭(しんてい)」や「百会(ひゃくえ)」などの重要なツボが並んでいます。
思考がスッキリしない時、モヤモヤする時は、まずは正中線を刺激するのがおすすめです。
正中線上のツボの中で「万能のツボ」といわれ、体中のツボの中でも一番大事とされているのが、頭のてっぺんより少し後ろのくぼみにある「百会」です。
頭皮の血流改善の他にも、頭痛、眼精疲労、めまい、肩こり、痔など、様々な体のトラブルに効果が期待できるツボです。
また、自律神経を整える働きもあるので、ストレスや不眠などメンタル不調の緩和にも役立ち、心身両面から守ってくれます。
会議中におすすめの頭皮マッサージ
準備
①生え際の正中線の神庭に3本の指を置く
②正中線に沿ってつむじまで刺激していく
<会議中におすすめの頭皮マッサージ>
①人差し指、中指、薬指をそろえて髪の生え際にあるツボ「神庭」に置く。
②正中線に沿ってつむじのあたりまで、1カ所5秒ずつ押していく。足元に向かうように真下に押すのがポイント。
人によってはちょっと痛みを感じることがあるかもしれませんが、「痛気持ちよい」くらいで行い、強く押し過ぎないようにしましょう!
また、押す時よりも離していく時を意識して、ゆっくり丁寧に行うようにしましょう。
離した時に血流が促され、副交感神経が優位になってリラックス効果がもたらされます。
このマッサージをぜひ毎日の生活に取り入れ、健やかな髪を育んでください。
・∵・∴・∵・∴・∵・∴・∴・∵・∴・∵
日本ヘッドセラピー協会について、ご覧いただけたら幸いです。
https://www.headtherapy.com/
・∵・∴・∵・∴・∵・∴・∴・∵・∴・∵