シャンプーの基本

シャンプーの基本的な知識

頭皮と顔の皮膚はつながっているため、頭皮が硬くなり老化すれば顔の皮膚も同じように 老化してたるみやすくなります。

美しい頭皮、美しい髪を保つためには、正しいシャンプーの仕方と良質なシャンプーを使用して血行を良くし、さらに頭皮に水分を 与えることが重要です。

シャンプーをおろそかにすると、結果的にそれが顔に出てきます。 頭だから関係ないなんて思っていたら、その時は分からなくても 何年後かに差が出てきます。

シャンプーは月に何回行うでしょうか?

そのたびに良質なシャンプーと適切な頭皮マッサージをしていれば、リフトアップ+髪にコシとハリと潤いが出てくる+血行が良くなり顔が活き活きしてきます。

正しいシャンプー知識

シャンプーには主に4つの種類に分けられます。

①ノーマル用シャンプー
傷んでいない髪やバージンヘアーの方用

②カラー毛用シャンプー
ヘアカラーで痛んだ髪や色落ちを防ぎたい方用

③ダメージ毛用シャンプー
潤いと栄養を補給して根元から髪にコシとハリを与えたい方用

④育毛用シャンプー
育毛効果があり、皮脂の除去もしたい方用

シャンプーするときのポイント

  1. シャンプーをする前に、お湯でまんべんなく全体たっぷり予備洗いをする。
  2. お湯の温度は40度前後が良い
  3. シャンプーの量は500円玉くらい
  4. シャンプー剤は汚れが落ちて、アレルギーを起こさないものを選ぶ
  5. 上記にプラス、自分の髪質に合うものを選ぶ
  6. シャンプーするときはリンパの流れに従い、下から上に指を動かす

シャンプー実践編

顔のたるみと髪の損傷の原因は頭皮の血行不良によるものなり!洗う感覚より頭皮の血行を良くするという感覚を持つべし!!

  1. 頭を下に傾け、地肌から毛先に向けて40℃前後のお湯を
    まんべんなく頭にかけ、予備洗いをするべし
  2. シャンプーを手に取り、水を足して手のひらで泡立たせるべし
  3. 手のひらで泡立たせたらシャンプーを両手で後頭部につけて なじませるべし。←後頭部がポイント
  4. 後頭部に泡が行き届いたら、その泡をこめかみの辺りに移し髪と頭皮にもみ込むようにするべし
    (この時点で頭の半分下にシャンプーが行き渡っている)
  5. えりあしから頭のてっぺんに向けて指を動かす。このとき、 下から上に縦の矢印(↑)を
    イメージして、指を動かすべし (下から上、下から上のイメージで重量に逆らう)
  6. 頭全体を、細かくこきざみに部分部分を下から上に持ち上げて 指を動かすべし。
  7. 今度は両手で頭全体を大きく下から上に1ストロークで 3回ほど、指を動かすべし
    ※シャンプー用マッサージブラシのある方へ
    マッサージブラシを用いて、まずはこきざみに頭皮をマッサージし、 次に大きくマッサージするべし。
    (大きなスーパーなどに売っています。定価は600円ほどです。これをお使いになることをおすすめします!
  8. すすぎに入ります。片手でシャワーをもち、噴出す強さを強にして頭皮から少し離し、 頭皮の汚れを洗い流します。指の動きはこきざみに。髪の長い方は、頭皮がきれいになったように感じたら 毛先から根元の順でしっかりすすぐべし

下から上のイメージはたまねぎをイメージしてもらいたい。根っこが出るところから先のほうに向けて線が入っていますよね。その線をイメージして下から上に指を動かす。 頭は球体ですから。

爪は絶対に立てないこと。毛根に傷をつけることになります。指の先と指紋が始まるところの中間を頭皮につける。

シャンプーは歳とともに面倒くさくなってきます。しかし、頭はからだで一番毛細血管のある場所です。頭皮の血行を良くするということは、頭の隅々まで 血液が行き渡るということです。

それは、頭皮が健やかになるだけでなく、髪にも力がよみがえり、 頭皮も柔らかくなり、若返ることになるのです。顔の血行の良くなり、髪のこしが出てきて、頭皮も持ち上がるので たるみにも効果があります。

おろそかにしがちなシャンプーを見直してみましょう。自宅で一番手軽に出来るマッサージなのですから!!

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日本ヘッドセラピー協会について、ご覧いただけたら幸いです。
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