頭の形の違いを知って頭を丸く丸く整える

ヘッドセラピーで頭を丸く丸く整える

頭蓋骨は23個の骨で構成されている

人の頭は丸いですが、細かく見ていくと、かなり個人差があります。例えば、前後に細長いタイプ、逆に前後が平べったく左右に張っている頭、後頭部が出っ張っている頭、額から前頭部が張り出しているタイプなど、左右のどちらかが出っ張っていたり凹んでいたりする頭は多いです。

頭は23個の骨が組み合わさって頭蓋骨となっていますが、生まれた赤ちゃんの頭は、とてもやわらかい状態です。成長と共に骨も大きく硬くなり、少しずつ繋ぎ目も固まっていき、やがて、成人の頭になります。こうした成長途中で、姿勢や動作、寝るときの癖などの影響で、頭の形が少しずつ歪んで、固定してしまうことがあります。また、精神な使い方、ストレスなども頭の形に影響を及ぼしていると考えられます。頭の形の理想は、丸型。その人ごとに違う頭の形ですが、多くの方の頭に触れてきてわかったことは、心身が健康でバランスの良い状態の方は、多くの場合、頭もバランスよい丸の形をしているということです。そうした丸い頭の方は、全身をコントロールしている自律神経の働きが整い、脳内ホルモンも活発に分泌されているようで、心身が健康に活動できていると考えられます。

日常生活で変化する頭の形

頭の形がそんなに変わるわけがないと思われるかもしれませんが、実際に触ってみると、感触や弾力によって丸く感じられる時と、どこかが固くなってカチカチに尖っていたり、浮腫んだりして、頭の形のバランスが悪い時があります。

人の体は、日常生活での緊張や疲労などが溜まって、姿勢が悪くなったり、体調も崩したりすることがあるように、頭の形も生活の影響を受けて変化しているのですが、脳は毎日、膨大な情報量を処理して働き続けています。頭を丁寧にケアして疲れやストレスを溜めないようにしておくことが大事です。ストレスや疲労が重なっていると感じたら、それによって頭の形バランスが崩れていないか注意してみることです。

日頃のケアで整えることができる

頭の形を外側からの力などで変えることはできませんが、頭に触ってみて、「尖っている」「形が変」と感じたら、生活習慣全体や、健康状態について見直してみましょう。睡眠不足や食生活の滞り、不規則な生活を送っているようでしたら、できるだけ健康な生活リズムに戻し、少し早めに睡眠をとるように心がけてください。

そして、夜、入浴後や、眠る前の時間など、ヘッドセラピーの時間を設定しておくと良いでしょう。美容を意識して肌の手入れの時間を取り入れてる方は多いと思いますが、合わせて、頭のケアも意識的に行うようにしましょう。一日の疲れを、脳に溜め込んだままでいるより、頭を良くケアして疲れを抜いて、リセットすることが重要です。全身の状態をコントロールする指令塔の脳がリフレッシュできれば、心身の健康維持はもちろん、美容効果も期待できるはずです。

具体的には、丁寧で優しく、力は均一に頭全体をブラッシングすることから始めましょう。これで血液やリンパの流れ、栄養と酸素は行き渡り、老廃物は流れて排出されていきます。細胞ひとつひとつが、こうした刺激を受けて活性化させると、ストレスや疲労が減っていくイメージです。

続けて、頭や頭皮を優しく揉みほぐします。コチコチになっている頭の骨のつなぎ目をゆっくりと開いて緩めていくように行ないましょう。そして、少し緩んだ、骨の継ぎ目をバランスよくほぐして、丸い頭にきても整え治していくというイメージで行いましょう。

毎日行うことで顔のむくみや滞りがなくなり、全体的にバランスよく丸い頭に整っていくことでしょう

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日本ヘッドセラピー協会について、ご覧いただけたら幸いです。
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