ヘッドセラピーがおすすめの理由&注意点

まずは毎日の生活を振り返ってみましょう

人も本来は動物と同じ生き物ですから、四季の気候や昼夜のリズムなど、自然環境全体と強く関わりを持って生きるようにセットされています。自然サイクルに従って活動をしている時は、心身の機能もうまく回り、健康的に過ごせると言えます。日の出と共に起き活動し、太陽を浴びて体を動かし、夜は早く眠るといった生活です。活動してエネルギーを消費し食事によってエネルギーを補給することで、代謝も活発的に行われます。こうした生活では、心身が受けているストレスも暑さ寒さといったことが中心で、適度な抵抗力が発揮できる良い刺激といった程度かもしれません。

しかし、現代社会で私達はなかなかそのような生活をすることが難しくなりました。一日中パソコンの前に座ったまま、目と頭だけをフル活動させているデスクワークの方や、スマートフォンを見る機会もとても多いと思います。

外に出て体を動かしていると言っても、立ちっぱなしの接客や作業、腰や肩に負担のかかる力仕事など、全身の筋肉をバランスよく適度に動かして活動することは、難しいものです。頭だけに限ったことではないのですが、現代に生きる私たちは、心身の機能をバランスよく使っていない場合が多いようです。

規則正しい生活をしていますか?

交感神経や副交感神経を健康的に切り替えるためには、朝起床して活動を開始し、夜は休むことが良いのですが、分かっていてもそうできない場合も多いでしょう。また体内リズムが狂って夜眠れない、朝起きれない状態で、辛い人もいるようです。そのため食欲がなくなったり、逆に過食するなどで、自然に持っているはずの免疫力も落ちて、体調を崩しやすくなります。

まず、こうした生活リズムを見直し、少しずつ意識を変えて整えていくことが大切です。ヘッドセラピーはこうした生活を整え、心身を本来の状態に戻すのに役立ちます。

ストレス軽減とリラクゼーションの促進が本来の目的なので、本格的に体調を崩してしまった場合の治療の代替ではありません。顕著な症状が出ている、辛い場合はすぐに医師に相談してください。体調が整ってからさらに健康維持するためにヘッドセラピーを活用してほしいと思います

こんな時は控えましょう

ヘッドセラピーは自分の手で頭や首、肩に触れ、心身の不調を調整していく技術です。また、周囲の家族などにもしてあげられるのが特徴です。

体調がすぐれないとき、気持ちがリラックスできないときこそ、癒やしに役立てたいのですが、ヘッドセラピーを行わない方が良い場合、行ってはいけない場合がありますので、それについて注意してください。

次の項目に当てはまる場合はヘッドセラピーを行わないでください。自分の場合も相手にしてあげる場合も同様です。

  • 酒を飲んで酔っている
  • 気分が悪い(胸のむかつきなど)
  • 高熱がある
  • 食中毒などの状態
  • 皮膚に炎症がある
  • 頭部に感染性がある
  • こめかみや前頭部に動脈瘤がある(高齢者の方にはご注意ください。気になる場合は医師に相談してください)
  • 頸部に炎症がある場合
  • 最近、事故や怪我をしたり、手術を受けた
  • 高血圧または低血圧(気になる場合は医師に相談してください)
  • 糖尿病の方
  • 妊娠初期、後期など不安な状態の時

次の方にする場合、または自分で当てはまる場合は、様子を見ながらソフトにしてみましょう。異変があったらすぐに中止し、医師に相談してください。

  • 妊娠中(安定期)
  • 幼児、高齢者、骨が弱い方
  • 癲癇、鬱状態の方

体調をチェックしましょう

自分の心身の健康は、どんな名医よりも本来は自分が一番よくわかっていないといけないのですが、仕事や家事や家族のことなど、ついつい自分以外のことに日々の注意が向いがちですね。「なんだか最近疲れが取りにくいなー」とか「食欲がなくてお通じもスッキリしない」とか不調がある時は、本当は何かしら自分でも気づいていることが多いものです。自分の体が発信する声に耳を傾けるつもりで、毎日規則的に確認する習慣をつけるとよいでしょう。そのためには、朝起きた時、鏡を見る時、また夜入浴した後、夜眠る前など、時間を決めて心身のメンテナンスを設けておくことです。スキンケアや体重体のサイズなどに気を配ることに加えて、皮膚の状態迷惑千筋肉や関節もチェックそして心身の司令塔頭に触れて頭皮を通じて頭の状態を確認してみ見ると良いでしょう

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日本ヘッドセラピー協会について、ご覧いただけたらうれしいです。
https://www.headtherapy.com/
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