寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚める、早朝に目が覚めて眠れなくなるなど、日本人の5人に1人が不眠に悩んでいるといわれています。
その原因は、やはりストレスです。
質のよい睡眠のためには、自律神経のうち体をリラックスモードに導く副交感神経が優位になる必要があります。
しかし、ストレスなどで緊張モードの交感神経が優位のままだと、なかなかスムーズに眠れないません。
そこで、おすすめしたいのが、後頭部を優しくもみほぐす方法。
血液やリンパ液、脳脊髄液などの流れがよくなり、神経の興奮も鎮まって、眠りにつきやすくなります。
髪は夜に成長するといわれますが、これは成長ホルモンが睡眠中に最も盛んに分泌されます。
成長ホルモンには、髪をつくる頭皮の毛母細胞の増殖を促す、血行を改善する、髪のタンパク質量を増やすなど、健康な髪を育てるために欠かせない大切な働きがあります。
また、睡眠不足が続けば自律神経の働きが乱れ、頭皮の血流にも悪影響を及ぼすことになります。
朝起きた時に疲れが残っていたり、充足感がなかったり、日中に強い眠気を感じたりする場合は、睡眠時間が足りているようでも睡眠の質が悪い可能性があるので注意が必要です。
快眠におすすめの頭皮マッサージ
準備
- 頭の後ろで両手を組む
- 手を枕にして横になる
<快眠におすすめの頭皮マッサージ>
- 仰向けの状態から頭だけ起こし、頭の後ろで両手を組む。後頭部のへこんでいる部分に母子球(親指のつけ根のぷっくり膨れた部分)を当てる。
- 手のひらに頭の重さを預けて横になる。胸が広がるように両ひじを開き、深い呼吸をしながら母子球で後頭部を圧迫する。
- の状態のまま静かな気持ちで呼吸を数えていると、人によってはそのまま眠ってしまうかもしれません。
ぜひ試してみてください。
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日本ヘッドセラピー協会について、ご覧いただけたら幸いです。
https://www.headtherapy.com/
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